ザ・ノンフィクション

以前はわりとよく、この番組を観ていましたが、ここ数年は最初から最後まで観ることはめったにありませんでした。しかし、今日は久しぶりに全部観ました。今日は「康子のバラ〜19歳、戦渦の日記〜」。広島の原爆の二次被爆で亡くなった粟屋康子さん(当時の広島市長の次女)の日記に沿って、話が進められました。 ナレーションは宮崎あおい

太平洋戦争の下、広島の原爆の2次被爆により19歳という短い生涯を閉じた粟屋康子(あわややすこ)。彼女が残した日記には、戦渦の中で友を思い、家族を愛し、未来を信じて懸命に生き抜こうとしたひとりの少女の青春の想いが清新な筆致でつづられている。東京の高等師範学校の学生だった康子が、学徒動員で働いていた陸軍工場で、共に働いていた台湾国籍の青年・梁敬宣(りょうけいせん)との恋ともいえぬ清らかな淡い思い…。梁が今も大切に育てる康子との思い出の花“赤いバラ"は、康子の祈りと共に、そして、短かった生涯を惜しむかのように台湾でかれんに咲き続けている。 彼女の残した鮮烈な青春の記録は、現代の日本人が忘れかけたもの、「日本人の良さ」を今一度気づかせてくれることだろう。

番組表から引用しました。

私が19歳だった頃、また今年19歳になった私の姪のことを思い出しながら、みていました。私たちに彼女のような強さはきっとないよね。私たちは恵まれているね。そんなことを思いながら観ていました。色々思うところはあるんだけど、この番組の内容を思い出すと涙が出てきて仕方がないので、再放送など、観る機会がありましたら、ぜひ・・・とだけ書いておきます。あー、年々弱っていってるな、涙腺。

ちなみに元となった本が発売されているようなので、そちらを買ってみようかと思います。

康子十九歳 戦渦の日記

康子十九歳 戦渦の日記